土砂災害警戒区域
土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(土砂災害防止法)により、土砂災害のおそれのある区域について危険の周知、警戒避難体制の準備、住宅等の新規立地の抑制、既存住宅の移転促進等の対策を推進するため、都道府県によって警戒区域の指定が行われています。
なお、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域内に立地する建物については、重要事項説明時に重要事項説明書への記載と説明が義務付けられています。
土砂災害警戒区域 | 急傾斜地の崩落等が発生した場合には住民等の生命又は身体に危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域 |
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土砂災害特別警戒区域 | 急傾斜地の崩落等が発生した場合には建築物に損壊が生じ住民等の生命又は身体に著しい危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域 |
このマンションの立地が警戒区域にしていされているか、またそれによって想定されるリスクについて解説します。
建物自体の敷地が土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域に指定されていなくとも、周辺に危険なエリアがあった場合、日常の生活ルートに注意が必要です。周辺のリスクの有無についても解説します。
東陽町にある江東区文化センターはコンサートやイベントが頻繁に開催され、江東区民の人気スポットとなっています。江東区は人気のタワーマンションが立ち並ぶ豊洲や、昔ながらのお店が多い門前仲町など、地域によってカラーがまったく異なる区となっています。人口減少が問題視される中で居住者が最も増加している地区が江東区です。やはり、湾岸エリアである豊洲、有明、東雲に次々と建設されたタワーマンションにDINKSを中心とした若い夫婦が引っ越しをしています。一方で埋立地が多いため液状化の心配がされる地域ですが、新しいマンションは高い建設レベルで免震、制震マンションが中心となっており、地震対策が施されているマンションが増えています。