スペースの限られているマンションでは、隙間に物を押し込みがちですよね。
玄関ドアを開けたら家族の大量の靴が山積み…なんて光景も珍しくありません。収納を増やしたいけど、何が入っているかわからなくなるのも困ってしまいます。今回はDIYやマンションリフォームで収納を増やす事例紹介と注意点をご紹介します。
リフォームして新しく収納スペースをつくる前に、まず今ある収納を見直してみましょう。
100円ショップやホームセンターを利用して少し手を加えれば、安く手軽に収納スペースを増やすことができます。玄関収納や壁面収納など、自分でもできる簡単DIY収納をご紹介します。
例えば、突っ張り棒とワイヤーネットを組み合わせれば、玄関ドア上のわずかなスペースに収納棚を作ることができます。また、シューズボックス内の空いているスペースにも突っ張り棒を使えば、収納力を倍増させることができます。うまく整理できないキッチンの吊戸棚にも応用したいですね。
その他にも100円ショップで手に入る、すのこ、カラーボックス、ワイヤーラック、小物整理BOXなどアイデア次第でデッドスペースを収納スペースに変えることができるでしょう。
DIYすれば、費用を抑えるだけでなくジャストサイズで作れること、自分好みのテイストにアレンジできるのもうれしいポイントですね。ペイントしてヴィンテージ風に加工したり、モールディングで雰囲気をゴージャスにするなど一手間加えると、見た目もおしゃれで愛着もわくのではないでしょうか。
まずは天井までの高さに合わせた木材2本を用意します。ホームセンターなどの木材売場で販売されており、好きなサイズでカットしてもらうことができます。欲しい棚の高さを決め木材に棚受けを固定し、木材を壁に固定します。最後に棚板を棚受けに載せれば終了です。
壁は活用できないと思われがちですが、ちょっと頑張ればカフェのような空間に生まれ変わり、本棚など収納スペースも増やすことができます。壁を傷つけることもないので、気軽にDIYしてみてはいかがでしょうか。
もっと本格的に収納スペースを広げたいときは、業者にお願いするのも1つの手です。
キッチンに床下収納を作りたい、押入れをクローゼットに変えたいといった大掛かりな工事はリフォーム業者にお任せしたほうが確実です。
「うちのマンションは古くて、その上押入れで使いにくい…」といった声もよく聞きます。布団を収納するためには押入れが便利ですが、今はベッドの家庭も多く、クローゼットや納戸のようにたくさんの衣類を機能的に保管できるようにリフォームできたら嬉しいですよね。
押入れからクローゼットにリフォームするためには、襖から扉への変更、押入れ内部の棚を撤去、ハンガーパイプの設置という3箇所の変更をしなければなりません。費用の目安は、11万円~20万円となっています。
また、クローゼットが手狭になってしまい「ウォークインクローゼット」や「ウォークスルークローゼット」にリフォームを検討されている方も多いのではないでしょうか。
両方とも1.5畳以上の広さの小部屋に衣服を収納するという点は同じですが、前者は出入口が1つ、後者は出入り口が2つあり通り抜けができるという点が最大の違いです。ウォークインクローゼットは従来のクローゼットが部屋になったというイメージですが、ウォークスルークローゼットは、部屋と部屋の間、もしくは通路にクローゼットがあるというイメージです。
例えば浴室・洗面所とリビングの間にウォークスルークローゼットがあれば、着替えを他の部屋に取りに行く手間がなく、そのままお風呂に入りリビングに戻ることができます。生活動線がスムーズになることも大きなメリットです。
押入れ・クローゼットのリフォームには、洋服や小物を1箇所にまとめて収納できることから片付けがしやすいこと、管理がしやすいという利点があります。ただ、押入れやクローゼットからウォークインクローゼット変えるには間取りを大きく変えることになるので作業の難易度が上がり、費用もその分かかります。
費用の目安は、押し入れからウォークインクローゼットにリフォームする場合、20万円~50万円となります。
その場合は、全面リフォームも視野に入れて検討することをオススメします。
クローゼットのリフォームの失敗で多いのは「押入れをクローゼットにリフォームしたけど、扉が全開に開かなかった!」という例です。
扉には「折れ戸」「引き戸」などがあり、開閉のため必要となるスペースはそれぞれ違います。
大きく開閉ができ、中を見やすいのは「折れ戸」ですが、扉の前にある程度のスペースが必要となります。「クローゼットのドア(折れ戸)」と「カーテンレール」、または「部屋のドア」と「収納のドア」が干渉しやすいと言われています。
例えば窓から向かって90度の位置に押入れがあり、リフォームで押入れの引き戸を折れ戸に変えた場合を想像してみてください。引き戸の時は問題がなくても、折れ戸を開けたとき窓上部についているカーテンレールやエアコンにあたる可能性があります。リフォームした後に気づいても後の祭りですので、図面を作成してもらった時に特に注意深く確認しましょう。
部屋の家具の配置にもよりますが、そのような場合は扉の前にスペースを必要としない「引き戸」がオススメです。
収納を増やしたいときはデッドスペースを利用して、それでもダメなときは思い切って業者にリフォーム依頼してみましょう。限られた空間を有効に活用して、スッキリ快適なお部屋を目指しましょう。
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