【家の売却で後悔しないために】避けるべき9つのやってはいけないこと

不動産売買を成功させるためには、「家を売る際にしてはいけないこと」を事前に知っておくことが大切です。 そこで本記事では、家の売却でやってはいけないこと9選や、不動産会社を選ぶ際のポイントを解説します。 家の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

更新日:2024年08月07日

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東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)が運営。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。

この記事の要点
  • 不動産売却を成功させるためには「やってはいけないこと」が9つ存在する
  • 相続した不動産の売却の場合は事前に相続登記をし名義人を変更しておく必要がある
  • トラブルに巻き込まれないためには不動産会社選びが重要
  • 不動産会社を比較する際のポイントを解説
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不動産売却には、「やるべきこと」のほかに準備の時に4つ、売却活動時に3つ、売却後に2つと合計9つの「やってはいけないこと」があります。

とくに初めて不動産を売却される方は、事前に「やってはいけないこと」を抑えておくとよりスムーズに売却が進みます。


家の売却準備でやってはいけないこと4選

家の売却を成功するためには、やるべきことの他にやってはいけないことも事前に知っておくことが大切です。
ここでは、4つの家の売却準備でやってはいけないことを解説していきます。

  • 不動産会社をネームバリューや査定額の高さだけで選んでしまう
  • リフォームする
  • 住宅ローン返済中に、金融機関に連絡せずに売却活動を進める
  • 相場を調べずに希望だけで売り出し価格を決める


特に不動産会社選びや売却価格の設定は、販売活動に大きく影響するためしっかり確認しておきましょう。



不動産会社をネームバリューや査定額の高さだけで選んでしまう

不動産会社は、ネームバリューや査定額の高さだけで選ぶのは注意が必要です。
ネームバリューのある大手不動産会社は多額の広告宣伝費を使用して、知名度や信頼を得ています。
しかし、エリアを限定した場合の情報の深度は、地元に根付いた小さな不動産会社の方が優れている傾向があり、必ずしも大手の方が売れるというわけではありません。
不動産会社を選ぶ際は複数社に査定を依頼し、しっかり比較して選ぶことが大切です。


リフォームする

物件を綺麗にするためにリフォームを考える方もいますが、リフォーム代は売り出し価格に反映させる必要があります。
すると、相場よりも売り出し価格が高くなってしまい、売れにくくなる可能性があります。
また、買主の多くは物件を安く購入して、自身の好みに合わせてリフォームしたいと考えているため、リフォーム済みの物件の方が人気が出るとは限りません。
売却前のリフォームは不動産会社と相談しながら慎重に検討しましょう。


住宅ローン返済中に、金融機関に連絡せずに売却活動を進める

住宅ローン返済中の物件を売却する場合、ローンの完済と抵当権の抹消が必要です。
多くの方が、売却金額を充当して返済することと思います。買い手が決まった後の売却の手続き(決済引き渡し時の抵当権の抹消登記)がスムーズに進められるよう、金融機関に売り出し前に連絡をしましょう。
売却金額を含めきちんと完済する計画をたてることも重要です。



相場を調べずに希望だけで売り出し価格を決める

家の売却を成功させるには、相場に応じた価格設定が必要です。

高く売りたいからと相場を調べずに金額を決めてしまうと、高すぎて買い手がつきにくく、値下げを繰り返すことで印象が悪くなる可能性があります。
また、当然相場を知らなければ相場以下で売り出してしまい損をしてしまうこともあるでしょう。

できるだけ高く売却したい場合は事前に相場をよく調べて、相場より少し高めの金額から売り出し始めるといいでしょう。

販売活動中にやってはいけないこと3選

次に販売活動中にやってはいけないことを3つご紹介します。

  • 内見前に片付けや掃除をしない
  • 売主・買主が不利になる情報を隠す
  • 不動産会社に丸投げし、あまりコミュニケーションを取らない


不動産売却を成功させるためには、販売活動中の対応にも注意が必要です。
それぞれの内容を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。


内見前に片付けや掃除をしない

内見は買主の購入意欲を高める重要な作業です。
片付けや掃除をせずに内見を受け入れると、購入希望者にマイナスなイメージを持たせてしまう可能性があります。
特に、物件にまだ住んでいる状態で売り出す場合は、生活感が出やすくなるため、事前に部屋を綺麗にしておくことが大切です。
突然の内見予約にも対応できるよう、普段から水回りや台所などの汚れやすい箇所は普段から掃除をしておくといいでしょう。


売主・買主が不利になる情報を隠す

売却を成功させるために、売主もしくは買主が不利になる情報を隠すことはNGです。
不動産売買では、物件の詳しい情報や問題点を告知する義務があります。
もし契約時に伝えていた内容と相違がある場合に、契約不適合責任に問われ損害賠償や代金減額を請求されてしまう場合があります。
不利な情報を隠すことは、結果的にお互いにとって不利益を被ることになるため、物件の情報は包み隠さず伝えましょう。


不動産会社に丸投げし、あまりコミュニケーションを取らない

販売活動は不動産会社が主導となって行われますが、すべてを丸投げしてはいけません。

不動産会社とうまくコミュニケーションが取れていない時には、不動産会社がしっかりとした広告や宣伝活動をしてくれないことや、不利益が発生していることに気づかないことがあります。
また、営業担当者からの連絡にあまり返信しないでいたりすると、営業担当者も複数の顧客を抱えているため売却活動の優先度が下がってしまうかもしれません。
こういったリスクを防ぐためにも、不動産会社に丸投げすることはせずに、進捗確認や売却をスムーズに進める対策の相談など、不動産会社と積極的にコミュニケーションを取りましょう。


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