プレサンスコーポレーションは、マンション供給戸数ランキング第2位、名古屋・関西圏で分譲マンション供給戸数第1位を誇る大手デベロッパーです。(※不動産経済研究所調べ)不動産投資では、新築・中古マンションともに自社ブランド「プレサンスシリーズ」を提供しています。
実際にプレサンスコーポレーションで投資した方の評判には、「売却を検討している」という方がいる一方で「非常に満足している」という声もあります。
本記事では、同社の評判を中心に以下について解説していきます。
- 株式会社プレサンスコーポレーションの概要
- プレサンスコーポレーションで実際に投資をした人の評判・口コミ
- プレサンスコーポレーションで働いていた人の評判・口コミ
- プレサンスコーポレーションから迷惑電話が来るという噂は本当なのか
- プレサンスコーポレーションで前社長が逮捕された事件とは?
- プレサンスコーポレーションの不動産投資のメリット・デメリット
- 不動産投資会社を判断するために知っておきたいこと
マンション投資を始める予定の方、プレサンスコーポレーションでマンション投資をお考えの方はぜひ最後までご覧ください。
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株式会社プレサンスコーポレーションとは
株式会社プレサンスコーポレーションは、大阪府大阪市に本社がある企業で東京証券取引所スタンダード市場に上場しています。
不動産投資はワンルーム・ファミリータイプのマンション(新築・中古)を中心に展開しており、新築マンションの分譲、土地の売買・仲介、ビル・マンション・駐車場の管理・運営などにも携わっています。
自社で新築・中古ともに「プレサンス」シリーズの企画・開発・分譲・管理を手がけており、入居者の募集を始め契約や家賃の入出金管理、管理業務、リフォームなどをワンストップで提供しています。
2020年に、株式会社オープンハウスグループがプレサンスコーポレーションの株式を取得し持分法適用関連会社化、2021年に追加の株式を取得し連結子会社化しました。
プレサンスコーポレーションで実際に投資をした人の評判・口コミ
プレサンスコーポレーションで実際に不動産投資をした方の評判は以下の通りです。
1.営業に関する評価
色々な事を知っているし、マンション以外の税金とかにも造詣が深い。話し方も礼儀正しく、頭も低いし、人間的にできている。マンションの内容もよく知っているし、立地がとても良いこともアピールできていた。マンションを持つことのプラス、マイナス点をきちんと説明でき、公平な判断が出来るような提案が出来る知識を持っていました。 (60代・男性)出典:不動産投資のミカタ
今から思えば、電話で近くの喫茶店に誘い出す方法は、網にうまくかかるよう実に巧みに仕組まれていたと思います。退職金の有効活用と安定した副収入ついて、数字を並べて淀みなく話すマニュアル通りの誘導に引っかかった感じです。まんまと強引な手法にうまく乗せられたと思いました。(70代・女性)出典:不動産投資のミカタ
営業については「色々なことを知っている、礼儀正しい」という良い評判がある一方で、「強引な手法に乗せられた」という賛否両論の意見があります。さらに「近くの喫茶店に誘い出す」という口コミには、不動産購入にあたっておさえておきたいポイントが潜んでいます。
業者から不動産投資を検討している方の自宅や勤務先・飲食店など業者の事務所以外での契約の話し合いを提案された場合は要注意です。冷静に判断できないような場所で話し合い申し込みまたは契約させる手法と考えられるからです。なお上記の口コミのような事例は、売主が宅地建物取引業者で一定の要件を満たすと買主はクーリングオフができます。
クーリングオフとは
クーリングオフとは、物件を購入する人が冷静に判断できないような場所・環境で申し込み・契約の締結をした場合に契約を解除できる仕組みです。取引の場所として、申し込みや契約が業者の事務所等以外の場所で行われた場合に適用があります。ただし、申し込み者が自ら自宅や喫茶店を指定した場合は適用対象外ですので注意しましょう。業者の事務所で申し込み・契約した場合も同様にクーリングオフは適用されません。
クーリングオフの適用対象になるとはいえ、検討者が冷静に判断できない可能性がある場所を提案してくる業者には気をつけましょう。
2.収益性・入居率に関する評価
続いては物件の収益性・入居率に関する評判・口コミです。
住居用に購入しましたが、「将来、転勤/転職した際に賃貸に出せる物件」というコンセプトで購入したので、それを満たすことができました。家賃収入も毎月得ており、非常に満足しています。また賃貸に出す際の個人レクチャーなど、フォローも充実しています。賃貸に出したあとは約5年にわたり、ずっと住んでもらっており、安定収入をえています。(30代・男性)出典:不動産投資のミカタ
今までは安定的な収益の確保はできていますが、今までの賃貸料だけでは3分の1ほどで、まだまだ収益目標は達成できていません。初めの説明では、「すぐに売って収入を得ることも可能だ。」と言われましたが、そんな機会は一回もありませんでした。大きな収益確保はできませんが、今までの賃貸料とマンション売却の費用で損が出なければ、売却も考えています。(60代・女性)出典:不動産投資のミカタ
営業と同様に、賛否両論の結果となりました。プレサンスコーポレーションは取り扱う物件が多いため、条件や価格も多様であることをおさえておきましょう。
プレサンスコーポレーションで働いていた人の評判・口コミ
プレサンスコーポレーションで働いていた方の評判を見ていきましょう。
プレサンスコーポレーションで働いていた人からの良い評価
基本的な流れとして、営業用のテレホンデータベースに記載のある電話番号に架電し、アポイントメントを取りその後、顧客と交渉して話がまとまれば契約。契約書作成や銀行への打診などの雑務を行う。 経験の浅い社員は営業時間中は架電に専念して、見込み客を上司に取次いでアポイントを取ります。その後の商談は上司が行いますが、商談に必要な資料作成や事務処理は全て社員が行います。
そのため、最初の新入社員の間は主に作業や雑務の仕事が多くなるので、積極的に仕事を覚えて、できることを増やして、業務の幅を広げた方がいいでしょう。
(20代前半・男性)
出典:転職会議
2024年頃の新しい口コミです。主に電話で営業をしているようです。
大手企業だけありマニュアルも教育体制もしっかり確立されています
成長したい方にとっては素晴らしい環境といえます。
宅建に関しても時間外で指導があったり資格取得にも力を入れています。
(20代前半・男性)
出典:転職会議
宅地建物取引士など資格取得に力を入れていますので、社員が専門知識を身につけやすい環境と言えるでしょう。
マンション供給ランキング全国第2位で中京圏では1位を誇る大手企業なので、会社の信用力・資金力があるので、今後も売る物件には困らないと思います。(20代後半・男性)出典:転職会議
プレサンスコーポレーションは、全国マンション供給戸数ランキング第2位、名古屋市内は13年連続、東海・中京圏では12年連続で分譲マンション供給戸数第1位、近畿圏分譲マンション供給戸数でも14年連続第1位です。※全て不動産経済研究所調べ
全国で3,390戸の供給実績がありますので、資金力があり関西圏・名古屋圏では信頼感があるでしょう。
社員同士も中が良く、関わりのない人でも話しかけたり質問したりすると気軽に答えてくれる方ばかりで人間関係はとても良い。上司、管理職の方たちも本当の家族のように親身になってくれる。プライベートのこともいろいろ相談したり、仕事の相談だったり、どんなことに対しても面と向かってしっかり話を聞いてくれる方が多い。(20代前半・男性)
出典:転職会議
社員同士でコミュニケーションが取りやすいと、「言った」「言わない」問題が起きにくいため、顧客または不動産投資を検討している方にとってメリットとなるでしょう。
一方で、「社員の入れ替えが激しい」「拡大基調からスピードダウンで不安」といった評判・口コミも存在します。
プレサンスコーポレーションで働いていた人から悪い評価
続いて、働いていた人からの悪い評判をみてみましょう。
【良い点】電話での営業が得意という人や、お客に断られたり、怒られたりしてもひるまずに電話をかけれる人には向いているかもしれませんが、そう出ない方はとても辛くて厳しい仕事だと思います。
【気になること・改善したほうがいい点】
営業を、する際に部署ごとでやること出会ったり人によっては怒号されたりと厳しいので直ぐに社員がやめていきます。(20代前半・男性)出典:転職会議
不動産業界という体質上仕方ないのかもしれないが、人格否定や暴言、暴力が日々耐えない職場である。また、営業職なのである程度根性論などが必要になってくるので体育会系が多い。上司はサイコパスが多く、スーパー営業マンとしてのノウハウがあるにしても、人として大切な何かが欠けているように感じ、人間的に成長はできない。
(20代前半・男性)
出典:転職会議
体育会系の社風という意見が多く見られました。特に、不動産投資を検討している方またはオーナーにとって「社員が辞めていく」という点が気になる方は多いのではないでしょうか。人の入れ替えが激しい会社は、担当者がすぐ変わってしまう恐れがあります。
一時の拡大基調からスピードダウンしたことは、一部の社員のモチベーションを下げたり将来の会社経理状態に不安を呼んでいます。
(50代・男性)
出典:転職会議
プレサンスコーポレーションの売上高は2020年まで上昇基調でしたが、2021年以降は下降しています。しかし、2022年から2024年にかけては回復傾向にあります。
プレサンスコーポレーションから迷惑電話が来るという噂は本当か
プレサンスコーポレーションは主に電話で営業活動をしています。インターネット上で「勧誘の迷惑電話が来る」という噂がありますが、電話による営業を積極的に行っていることが理由です。
同社のホームページには「当社では、マンションの勧誘を受ける意思のない方への再勧誘を防止するために、電話発信規制への登録のご案内をしております。詳しくは、上記のお客様相談窓口までお問い合わせください。また、個人情報の削除に関するご依頼も受け付けております。」と記載されています。
また、「※ もしも、次のようなことがありましたら、すぐにご連絡願います。
- 早朝・深夜などの迷惑な時間に勧誘されている
- 断ってもしつこく勧誘されている
- 威圧し、困惑させるような方法で勧誘されている」
という但し書きもありますので、違法な勧誘は禁止していることが分かります。
プレサンスコーポレーションの前社長が、業務上横領で逮捕された事件とは?
プレサンスコーポレーションは、2019年10月30日大阪地方検察庁特別捜査部による強制捜査を受け、同年12月16日は前社長が明浄学院との土地取引に関する業務上横領事件への共謀容疑で逮捕されました。
事件の内容は、学校法人明浄学院の運営する高校敷地の売却代金21億円を理事長Aが横領し前社長も共謀したというものです。
2016年にAは前社長から18億円を借り入れ、学院の理事の買収に使い理事長に就任し、学院の土地を売却して得た21億円で前社長に返済します。Aは個人的な借金を学院の資産によって返済し、業務上横領にあたる行為として逮捕されました。前社長が18億円を貸し付けた際に共謀していたか否かが争点となりましたが、前社長は故意に業務上横領を共謀した訳ではなく、A個人ではなく学院に貸し付けていたと主張しました。担当検察官の前社長に対する取り調べで威圧的な言動があったことも分かり、2021年10月28日大阪地方裁判所は前社長に対して無罪判決を言い渡しました。
プレサンスコーポレーションの不動産投資のメリット・デメリット
ここからは、プレサンスコーポレーションで不動産投資をするにあたって、おさえておきたいメリット・デメリットを紹介します。
プレサンスコーポレーションの不動産投資の強み・メリット
まずはプレサンスコーポレーションの不動産投資のメリットを見ていきましょう。
- 特に関西圏・名古屋圏では大手デベロッパーとして、知名度が高い
- 供給戸数が多い大手デベロッパーなので、物件の取り扱いが豊富
- 自社ブランド「プレサンス」は立地が良い物件が多い
- 賃貸管理もおまかせでき、3つの管理方法から選べる
- 売却・土地活用も相談できる
プレサンスコーポレーションで働いていた方の口コミでも「大阪のデベロッパーといえばプレサンスコーポレーションという時代があったので、楽しかった」というものがあります。
特に関西圏・名古屋圏で供給戸数が10年以上第1位ですので、知名度が高い企業と言えるでしょう。
賃貸管理は、「直接契約システム」「集金代行システム」「当社借上システム」の3つから選択可能です。
プレサンスコーポレーションの不動産投資のデメリット
前章では強みやメリットをお伝えしましたが、以下のようなデメリットもあります。
- 取り扱い物件が自社ブランド「プレサンス」のみ
- 収益性・入居率の評判が賛否両論
- 営業の電話がしつこいという口コミがある
新築・中古ともに自社ブランド「プレサンス」のみを取り扱っていますので、プレサンスに興味が無い方にとってはデメリットになるでしょう。
プレサンスは立地が良い物件が多いですが、一般的に好立地のマンションは価格帯が高めの傾向にあります。
また、上記の通り収益性・入居率の評判は賛否両論があり、営業の電話について良くない口コミも存在します。
プレサンスコーポレーションの会社概要
- 会社名:株式会社プレサンスコーポレーション
- 創立: 1997年10月1日
- 資本金:76億2,601万8,091円
- 代表取締役:原田 昌紀
- 本社所在地: 大阪市中央区城見1丁目2番27号 クリスタルタワー27階
- 出典:株式会社プレサンスコーポレーション「会社概要」
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投資用マンション、買う前にあなたの年収から投資適正額を診断。さらに投資物件をプロが購入前に「購入すべきか」診断します。
まとめ
プレサンスコーポレーションは、供給戸数が多く物件の取り扱いが豊富です。「本当に投資して大丈夫なのか」「高い買い物だから不安」とお悩みになる方は多いでしょう。そんな時は、第三者の投資物件の査定サービスを有効活用しましょう。既に営業担当者と出会った後でも、購入前であれば物件の価格の妥当性や利回りなどを、アドバイザーが
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※査定の対象は一都三県(東京、神奈川、埼玉、千葉)の物件に限ります。
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検討中の物件を専門家が利回りも含めて算出・妥当な購入価格を査定します。