<毎月更新>東京・神奈川・千葉・埼玉(首都圏)のレインズ発表不動産市況データについて解説します。今後、中古マンションの売却・購入・住み替えを検討されている方はぜひご確認ください。
更新日:2025年03月21日
イエシルコラム編集部
株式会社リブセンス
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不動産会社ではない中立メディアのイエシルが営業要素ゼロの価格を算出します。”成約の妥当価格”を知っておくと、不動産会社の出す査定額の「高すぎる」、「低すぎる」を見抜くことができます。
2025年3月に東日本レインズが発表した「月例速報 Market Watch」によると、2025年2月度の首都圏中古マンションの新規登録件数(前年同月比)は12か月連続(-7.3%)、在庫件数は10か月連続(-5.1%)下回りました。
成約件数は4,152件で前年同月と比べ23.9%上昇しましたが、1~3月は転勤・異動などの理由で不動産取引が活発になる時期です。
また、成約件数が増えるということは在庫件数が減少することになります。新規登録件数が12カ月連続減少している中で、マンション取引・価格に影響を及ぼす可能性があります。
また、8月頃から首都圏中古マンションの㎡単価に変化が生じています。
成約㎡単価の前年同月比はプラスのまま推移していますが、以前より上昇幅が小さくなっています。昨年の2月は前年同月比+9.9%でしたが、今年は+4.8%です。
マンション価格がピークアウトの可能性がありますので、今後の動向に注目していきましょう。
出典:TradingView
大手不動産会社勤務時代は、土地、マンション、戸建、投資不動産の賃貸売買の仲介を経験しました。お客様が気づかぬうちに取引で損をしてしまわないよう、これまでの経験を活かし業界の営業トークの裏側などもお伝えできます。何度も経験するわけではない不動産売買について、わかりやすい説明を心掛けています。お気軽にご相談ください。
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