過去3年の
平均価格変動
+14%
平均
坪単価
220万円
一般的に新品より中古品の方が値下がりするように、マンションの資産価値も築年数経過とともに低下していきますが、その比率はエリアによって異なります。町屋駅の築年数に応じた資産価値の変化トレンドをご紹介しましょう。仮に町屋駅で新築時3600万円のマンションを購入した場合、その資産価値は10年目は3174万円、20年目は2705万円、30年目は2646万円ほどに変化します。
東京都23区全域のトレンドと比べ、5年・10年・20年・30年と年数が経過しても資産価値が低下しにくいエリアです。新築・築浅で購入して長期間住む場合でも資産価値が落ちにくく、売却時のリスクが低めの地域と言えるのではないでしょうか。(※これは町屋駅周辺のマンション全体の傾向です。物件によって売却時の資産価値は異なりますのでご注意ください。)
町屋駅でご希望条件のマンションに出会える可能性を、売買市場に出る物件の割合をもとにご案内します。
一人暮らし向け(1R~1DK)の分譲マンションは一般的に少なめですが、希望の間取りに比較的出会いやすいエリアです。
ファミリータイプのマンション物件では、面積が広い2SLDK物件も候補に挙がりやすいエリアです。ご家族で住む物件をお探しの方は、3LDKなどで探すだけでなく広めの2SLDKも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
具体的な間取り別の割合は以下の通りです。
一人暮らし向け(1R~1LDK):14%
二人暮らし向け(2K~2LDK):29%
ファミリー向け(3K~3LDK):50%
さらに広い間取り(4K~):8%
築年数について、町屋駅に最も多いのは、1980〜1989年建造(築27〜36年)のマンションです。
具体的な築年数別の割合は以下の通りです。
5年以内:4%
6~10年:13%
11~20年:26%
21年以上:59%
新築・築浅(築5年以内)物件が市場に出回りにくいエリアと言えます。エリアよりも築年数重視の方は比較的坪単価が近く、同じ沿線にある京成関屋・北千住・千住大橋・京成小岩なども並行して探すことをおすすめします。
町屋駅には2路線が乗り入れており、通勤・通学の利便性が高めです。
30分以内に駅にアクセスできる主要ターミナル駅には上野・池袋・霞ヶ関(東京)・東京・新宿・品川の6駅があり、最も近い駅は上野駅(12分)です。共働き夫婦で勤務地の路線がそれぞれ異なる場合にも乗り換え先が幅広く持て、便利な駅の1つです。
町屋駅が位置する荒川区の出産・育児に関する控除・補助制度は以下の通りです。
妊婦健診公費負担…14回。これは23区すべて同様です。
子ども医療費助成対象…中学3年生まで。23区内では平均といえる条件です。
保育関連の補助…認可外保育施設の補助:最大6万円/月、私立幼稚園への補助:入園児保護者補助金(7万円)、保護者負担軽減補助金(最大15万7,200円/年)。支援額は全体的に高めであり、その他にもツインズサポート(多胎児養育家庭への補助)や、あらかわキッズコール24(24時間利用可能なコールサービス)など、子育て世代には嬉しいサポートがあります。
2016年4月時点の待機児童数は164人であり、23区のうち15番目と少なめです。増減率は高いですが、毎年、認可・認証保育園を増設しているだけでなく、開設数も年々増えています。今後は待機児童の改善が見込まれます。
町屋駅が最寄り駅の病院件数は25件で、主な診療科目の8科目中8科目のすべてが、いずれかの病院で受診可能なエリアです。医療環境やかかりつけ病院の探しやすさを住まい選びの条件に入れたい、という方にもおすすめの駅の1つです。
なお、受診の緊急性を高く求められやすい産婦人科・小児科については、産婦人科は1件、小児科は3件それぞれあるためお子さまをお持ちのご家族にもうれしい駅と言えるのではないでしょうか。
※診療科目数内訳:内科/産婦人科/小児科/皮膚科/外科/眼科/耳鼻科/歯科
※上記診療科目以外の病院は「病院件数」に含んでいません
一人暮らし向き(1K~1LDK):1,757万円(沿線比15位/55駅、東京都23区比401位/488駅)
ファミリー向き(3K~3LDK):2,831万円(沿線比15位/55駅、東京都23区比390位/488駅)
町屋駅のマンション価格は、東京都23区駅と比べると低価格ながら、沿線全域で見ると中間あたりに位置しています。より低価格帯の地域をご希望の方は、沿線内の他の駅も検討エリアに加えてみてはいかがでしょうか。
また、坪単価を3年前と比べると、+23%変化しています。これは沿線内比では標準的ですが、東京都23区内で比較すると低水準の駅の1つです。