過去3年の
平均価格変動
+9%
平均
坪単価
217万円
一般的に新品より中古品の方が値下がりするように、マンションの資産価値も築年数経過とともに低下していきますが、その比率はエリアによって異なります。下板橋駅の築年数に応じた資産価値の変化トレンドをご紹介しましょう。仮に下板橋駅で新築時3600万円のマンションを購入した場合、その資産価値は10年目は3084万円、20年目は2440万円、30年目は2286万円ほどに変化します。
東京都23区全域のトレンドと比べ、5年・10年・20年・30年と年数が経過しても資産価値が低下しにくいエリアです。新築・築浅で購入して長期間住む場合でも資産価値が落ちにくく、売却時のリスクが低めの地域と言えるのではないでしょうか。(※これは下板橋駅周辺のマンション全体の傾向です。物件によって売却時の資産価値は異なりますのでご注意ください。)
下板橋駅でご希望条件のマンションに出会える可能性を、売買市場に出る物件の割合をもとにご案内します。
一人暮らし向け(1R~1DK)の分譲マンションが豊富なエリアは少ないですが、下板橋駅は比較的探しやすいエリアです。
ファミリータイプの間取りとしては、面積が広めの2SLDK物件も多く見られるエリアです。部屋数は少なめでも、ゆったりとした居住空間が確保しやすい2SLDK物件も候補に入れてはいかがでしょうか。
具体的な間取り別の割合は以下の通りです。
一人暮らし向け(1R~1LDK):24%
二人暮らし向け(2K~2LDK):28%
ファミリー向け(3K~3LDK):46%
さらに広い間取り(4K~):4%
築年数について、下板橋駅に最も多いのは、1980〜1989年建造(築27〜36年)のマンションです。
具体的な築年数別の割合は以下の通りです。
5年以内:2%
6~10年:11%
11~20年:21%
21年以上:68%
築浅マンション(築5年以内)の売買履歴が少ないエリアのため、出会える可能性は比較的低めです。築年数の条件は譲れない方は、比較的坪単価が近く、同じ沿線にある北池袋なども含めて探すことをおすすめします。
下板橋駅は東京都豊島区にあり、JR東武東上線が通っていることが特徴になっています。駅周辺には、ヨークマートやドラッグストアなどが立ち並び、レストランやカフェなども充実しているエリアになっています。住宅も密集しており、賑わいのある雰囲気が人気となっています。また、池袋駅へのアクセスもよく、自転車で移動できる圏内のため、マンションを購入する人からも選ばれています。
30分以内に駅にアクセスできる主要ターミナル駅には池袋・新宿・渋谷・上野・東京の5駅があり、最も近い駅は池袋駅(3分)です。都市圏・郊外どちらにも多様なアクセスルートが確保でき、足回りの利便性は非常に充実していると言えます。
下板橋駅が位置する豊島区の出産・育児に関する控除・補助制度は以下の通りです。
妊婦健診公費負担…14回。これは23区すべて同様です。
子ども医療費助成対象…中学3年生まで。23区内では平均といえる条件です。
保育関連の補助…認可外保育施設の補助:最大4万円/月、私立幼稚園への補助:入園料補助金(最大3万円)、保護者負担軽減費補助金(最大1万200円)。その他に、子ども家庭支援センターと周辺駅を結ぶ無料バス(予約制)の運行を行っています。
また、待機児童数は105人(2016年4月時点)であり、他の23区と比較しても19番目と比較的少ない人数です。前年に比べて100人以上の減少、増減率に関しても約50%マイナスと待機児童対策が実を結んでいることがうかがえます。
下板橋駅が最寄り駅の病院件数は14件で、この病院で受診できる主な診療科目数は8科目中5科目です。病院件数・診療科目数ともに多いとは言えない駅のため、かかりつけの病院をマンションの近くで探す予定の方は、希望の科目が受診可能か事前に確認の上、購入マンションを検討することをおすすめします。
なお、受診の緊急性を高く求められやすい産婦人科・小児科については、産婦人科は1件、小児科は3件それぞれあるためお子さまをお持ちのご家族にもうれしい駅と言えるのではないでしょうか。
※診療科目数内訳:内科/産婦人科/小児科/皮膚科/外科/眼科/耳鼻科/歯科
※上記診療科目以外の病院は「病院件数」に含んでいません
一人暮らし向き(1K~1LDK):2,221万円(沿線比1位/29駅、東京都23区比217位/488駅)
ファミリー向き(3K~3LDK):3,646万円(沿線比1位/29駅、東京都23区比277位/488駅)
下板橋駅のマンション価格は、東京都23区駅全域比では標準(中央付近)的ながらも、沿線比では高価格帯に位置しています。沿線内ではハイクラスエリアと言え、より予算を抑えたエリア検討も可能な駅の1つです。
また、坪単価を3年前と比べると、+17%変化しています。これは沿線内比では高水準ですが、東京都23区内と比較すると標準的と言えそうです。