過去3年の
平均価格変動
+17%
平均
坪単価
287万円
一般的に新品より中古品の方が値下がりするように、マンションの資産価値も築年数経過とともに低下していきますが、その比率はエリアによって異なります。両国駅の築年数に応じた資産価値の変化トレンドをご紹介しましょう。仮に両国駅で新築時3600万円のマンションを購入した場合、その資産価値は10年目は3298万円、20年目は2494万円、30年目は2412万円ほどに変化します。
東京都23区全域のトレンドと比べ、5年・10年・20年・30年と年数が経過しても資産価値が低下しにくいエリアです。新築・築浅で購入して長期間住む場合でも資産価値が落ちにくく、売却時のリスクが低めの地域と言えるのではないでしょうか。(※これは両国駅周辺のマンション全体の傾向です。物件によって売却時の資産価値は異なりますのでご注意ください。)
両国駅でご希望条件のマンションに出会える可能性を、売買市場に出る物件の割合をもとにご案内します。
一人暮らし向け(1R~1DK)の物件を探しやすいエリアと言えそうです。
ファミリータイプの間取りとしては、3K~の物件を探す方が多いですが、両国駅では2SLDKで面積が広めのマンションが比較的多く見られます。ご家族で住むマンションを探す際には、3LDKなどに限らず面積をベースに探してみることをおすすめします。
具体的な間取り別の割合は以下の通りです。
一人暮らし向け(1R~1LDK):29%
二人暮らし向け(2K~2LDK):36%
ファミリー向け(3K~3LDK):35%
さらに広い間取り(4K~):2%
築年数について、両国駅に最も多いのは、1980〜1989年建造(築27〜36年)のマンションです。
具体的な築年数別の割合は以下の通りです。
5年以内:13%
6~10年:22%
11~20年:22%
21年以上:45%
気になる方の多い新築・築浅物件の有無ですが、築浅(築5年以内)物件にも比較的出会いやすいエリアと言えそうです。
両国駅には2路線が乗り入れており、アクセス範囲が多岐に渡る利便性の高い駅の1つです。
30分以内に駅にアクセスできる主要ターミナル駅には上野・東京・新宿・霞ヶ関(東京)・池袋・品川の7駅があり、最も近い駅は上野駅(10分)です。都市圏にも郊外にも多様な乗り換えルートが確保しやすく、お出かけの際の選択肢もぐっと広げてくれる駅の1つです。
両国駅が位置する墨田区の出産・育児に関する控除・補助制度は以下の通りです。
妊婦健診公費負担…14回。これは23区すべて同様です。
子ども医療費助成対象…中学3年生まで。23区内では平均といえる条件です。
保育関連の補助…認可外保育施設の補助:最大2万5,000円/月、私立幼稚園への補助:入園料補助金(4万円)、保育料補助金(区民税所得割課税額を基準に算出)。さらに、「いっしょに保育事業」という自宅で保育士から育児について教えてもらえる制度があるなど、金銭面以外のサポートも利用できます。
また、待機児童数は134人(2016年4月時点)であり、23区内でも17番目という少ない人数です。今後も保育施設の新規開設が予定されており、待機児童数の改善する可能性が高いです。
両国駅が最寄り駅の病院件数は55件で、主な診療科目は8科目すべてが網羅されています。マンション購入のエリア選択の際に医療環境や病院数の充実を含めたい、という方にもおすすめの駅の1つです。
なお、受診の緊急性を高く求められやすい産婦人科・小児科については、産婦人科は2件、小児科は5件それぞれあるためお子さまをお持ちのご家族にもうれしい駅と言えるのではないでしょうか。
※診療科目数内訳:内科/産婦人科/小児科/皮膚科/外科/眼科/耳鼻科/歯科
※上記診療科目以外の病院は「病院件数」に含んでいません
一人暮らし向き(1K~1LDK):1,969万円(沿線比37位/71駅、東京都23区比354位/488駅)
ファミリー向き(3K~3LDK):3,776万円(沿線比35位/71駅、東京都23区比269位/488駅)
両国駅のマンション価格は、東京都23区駅比では中間的・沿線比では低めの価格帯となっています。沿線内で購入価格を比較的抑えたマンション選びをしたい方におすすめです。
また、坪単価を3年前と比べると、+25%変化しています。これは沿線内比では低水準ですが、東京都23区と比較すると標準的と言えそうです。