想定最大震度
地形の種類(人工地形):盛土地・埋立地
低地に土を盛ったり、海や河川・湖沼だったところを埋め立てて平坦地にした人工造成地です。新しく盛られた土は柔らかいため、地震の揺れを増幅しやすく(大きく揺れやすく)・液状化しやすくなります。埋立地ではそれに加え、地下浅い部分まで水を含んでいる場合も多く、液状化するリスクも非常に大きい傾向にあります。十分な地盤改良工事が施されているかを確認することをおすすめします。
地下を伝わってくる揺れ(地震波)が地盤の固さ・緩さによって増幅するイメージ図です。
地震の揺れの大きさは、1.地震の規模 2.震源からの距離 3.地盤の強さの3つの条件に左右されます。緩い地盤ほど揺れを増幅しやすく、小さな規模の地震でも地表に届くまでに揺れを大きくします。
地盤の強度によって地震の揺れやすさは大きく異なります。元禄関東地震クラスの地震発生時の想定震度を、マンションごとの立地条件およびその条件に伴う揺れの増幅の程度を解説します。
築年数による経年影響や構造、また建設年次に適用されていた耐震基準により、建物の破損・倒壊リスクは大きく異なります。倒壊せずともヒビや亀裂など、資産価値への影響が懸念されるポイントについても解説します。
物件そのものへの影響のみでなく、二次災害に遭わないためのリスク回避について解説します。周辺エリアに、倒壊危険性のある建物が密集している箇所が存在しないか解説します。
風情ある下町とマンションが隣接する今昔の対比が美しい中央区。中央区のマンションは高層マンションが多く、東京オリンピックの開催が決まってから、晴海や勝どき、月島などの湾岸エリアへ次々と新しいマンションが建設されています。また、銀座、日本橋は日本トップクラスの高級店舗が立ち並び、最近は外国人観光客の人気エリアとなりました。また、最近の中央区の傾向として30代、40代の引っ越しが増えているのも特徴的で、子供の数が増加し認可保育園、認証保育園の数が足りなくなっている現状もあるようです。祭りなどのイベントも盛んで中央区大江戸まつり盆おどり大会や東京湾花火大会などが開催されます。