不動産の相場動向を理解し、物件価格を読み解く考え方

不動産の相場をつかむための知識として、不動産価格の考え方を解説します。

更新日:2016年03月10日

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イエシルコラム編集部

株式会社リブセンス

IESHIL編集部

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この記事の要点
  • 不動産は個別性が強く、複雑な要因からその価格も異なる
  • 不動産価格には市場の相場動向と取引をする時期が大きく関わる
  • 売り出し価格は過去の取引を参考にした査定価格をもとに決められる
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不動産の価格って、一体どんな仕組みで決まるのでしょうか。不動産相場をつかむための知識として、不動産価格の考え方を身につけましょう。

不動産は唯一無二の存在

土地や建物などの「不動産」は、その名の通り、動かすことのできない資産であり、まったく同じものは一つとしてない唯一無二の存在です。他の一般的な商品とは異なり、個別性が強く、「定価」といったものがないこと、また法律上の規制が複雑であることなどから、個別にその価格を査定しなければなりません。

まったく同じ工法・構造の同じ仕様の建物が2棟並んで建っていたとしても、隣接する建築物、方角や接道状況、電柱やゴミ置き場の有無とそこまでの距離など、ちょっとしたことによっても価格は変動します。

不動産価格は、対象となる不動産を構成する複数の要素と、物件の持つ特徴(個別性)をすべて考慮し、多面的な評価を経て、算出されます。

取引時期による価格変動

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