<毎月更新>東京・神奈川・千葉・埼玉(首都圏)のレインズ発表不動産市況データについて解説します。今後、中古マンションの売却・購入・住み替えを検討されている方はぜひご確認ください。
更新日:2024年07月31日
イエシルコラム編集部
株式会社リブセンス
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イエシルアドバイザーの石井です。 マンション売却のポイントがわかる市況レポートをお届けします。 ご確認後は、ぜひイエシルでマンション価格の確認をしてみてください。
2024年7月に東日本レインズが発表した「月例速報 Market Watch」によると、2024年6月度の首都圏中古マンションは成約件数が前年同月比で4.8%、前月比で14.6%上回りました。
特に東京都・埼玉県の成約件数は、それぞれ前年同月比が+6.4%、+8.5%と首都圏をけん引しています。
一方で首都圏の在庫状況を見ると、在庫件数や㎡単価・価格はゆるやかに下降しています。
在庫の中古マンションの㎡単価・価格を下げた結果、成約件数が増加したと考えられます。
なお、新規登録件数は4カ月連続で前年比を下回りました。東京都は-10.4%で7カ月連続です。先月の記事でも触れましたが、過去に新規登録件数が減少した年には翌年の成約件数が減少する傾向があります。
毎年8月は成約件数・㎡単価が前月を下回る年がありますが、2023年は㎡単価が7月と9月と比べ上昇しています。件数は少なくなるかもしれませんが、売り手にとって必ずしも不利な取引になるわけではないことが把握できます。
また、5月には首都圏のマンション価格について興味深いデータが発表されました。
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