過去3年の
平均価格変動
+7%
平均
坪単価
253万円
一般的に新品より中古品の方が値下がりするように、マンションの資産価値も築年数経過とともに低下していきますが、その比率はエリアによって異なります。喜多見駅の築年数に応じた資産価値の変化トレンドをご紹介しましょう。仮に喜多見駅で新築時3600万円のマンションを購入した場合、その資産価値は10年目は3257万円、20年目は2609万円、30年目は2465万円ほどに変化します。
東京都23区全域のトレンドと比べ、5年・10年・20年・30年と年数が経過しても資産価値が低下しにくいエリアです。新築・築浅で購入して長期間住む場合でも資産価値が落ちにくく、売却時のリスクが低めの地域と言えるのではないでしょうか。(※これは喜多見駅周辺のマンション全体の傾向です。物件によって売却時の資産価値は異なりますのでご注意ください。)
喜多見駅でご希望条件のマンションに出会える可能性を、売買市場に出る物件の割合をもとにご案内します。
一人暮らし向け(1R~1DK)の物件を探す方も、比較的希望の間取りに出会いやすい地域です。
具体的な間取り別の割合は以下の通りです。
一人暮らし向け(1R~1LDK):10%
二人暮らし向け(2K~2LDK):29%
ファミリー向け(3K~3LDK):58%
さらに広い間取り(4K~):5%
築年数について、喜多見駅に最も多いのは、1980〜1989年建造(築27〜36年)のマンションです。
具体的な築年数別の割合は以下の通りです。
5年以内:6%
6~10年:9%
11~20年:25%
21年以上:61%
築浅(築5年以内)のマンションも比較的市場に出回りやすいエリアのため、築年数重視の物件探しにもおすすめです。
喜多見駅は東京都世田谷区にあり、小田急線が通っています。近くに喜多見車両基地があり、基地から出発するロマンスカーを見ることができます。地上10メートルの高さにある公園、喜多見ふれあい広場など、ファミリーに人気のスポットも豊富。駅前にスーパーがあり、普段のお買いものに便利です。周辺には低層階マンションが多く、また緑が多いため落ち着いて暮らせる喜多見駅ですが、実は新宿まで20分と好アクセス。隠れた人気のエリアです。
30分以内に駅にアクセスできる主要ターミナル駅には渋谷・新宿の2駅があり、最も近い駅は渋谷駅(24分)です。共働き夫婦で勤務地の路線がそれぞれ異なる場合にも乗り換え先が幅広く持て、便利な駅の1つです。
喜多見駅が位置する世田谷区の出産・育児に関する控除・補助制度は以下の通りです。
妊婦健診公費負担…14回。これは23区すべて同様です。
子ども医療費助成対象…中学3年生まで。他の23区と比べて平均的な条件です。
保育関連の補助…認可外保育施設の補助:最大2万円/月、私立幼稚園への補助:入園料補助金(最大 10万円)、保育料補助金(最大1万3,200円/月)。23区内でも保育関連の補助金額は高額とはいえませんが、子育て支援ヘルパーの派遣(お子さん1人につき6時間分の無料利用券配布)など、独自の支援を行っています。
また、待機児童数は1,198人(2016年4月時点)。2015年4月時点の1,182人と比べ16人(1%)増加しています。人数は23区でも多い地域ですが、増減率は9番目に低いため、急激な増加は少ないと予想されます。
喜多見駅が最寄り駅の病院件数は39件で、主な診療科目は8科目すべてが網羅されています。マンション購入のエリア選択の際に医療環境や病院数の充実を含めたい、という方にもおすすめの駅の1つです。
なお、受診の緊急性を高く求められやすい産婦人科・小児科については、産婦人科は1件、小児科は4件それぞれあるためお子さまをお持ちのご家族にもうれしい駅と言えるのではないでしょうか。
※診療科目数内訳:内科/産婦人科/小児科/皮膚科/外科/眼科/耳鼻科/歯科
※上記診療科目以外の病院は「病院件数」に含んでいません
一人暮らし向き(1K~1LDK):1,924万円(沿線比16位/45駅、東京都23区比31位/488駅)
ファミリー向き(3K~3LDK):3,260万円(沿線比14位/45駅、東京都23区比13位/488駅)
喜多見駅のマンション価格は東京都23区比では高めにありながら、沿線内では中間に位置します。より手頃な価格帯での購入をお考えの方は、沿線内の他の駅も検討エリアに加えてみてはいかがでしょうか。
また、坪単価を3年前と比べると、+15%変化しています。これは沿線内比では標準的ですが、東京都23区内と比較すると高水準の駅の1つです。