過去3年の
平均価格変動
+5%
平均
坪単価
273万円
一般的に新品より中古品の方が値下がりするように、マンションの資産価値も築年数経過とともに低下していきますが、その比率はエリアによって異なります。世田谷駅の築年数に応じた資産価値の変化トレンドをご紹介しましょう。仮に世田谷駅で新築時3600万円のマンションを購入した場合、その資産価値は10年目は3245万円、20年目は2527万円、30年目は2427万円ほどに変化します。
東京都23区全域のトレンドと比べ、5年・10年・20年・30年と年数が経過しても資産価値が低下しにくいエリアです。新築・築浅で購入して長期間住む場合でも資産価値が落ちにくく、売却時のリスクが低めの地域と言えるのではないでしょうか。(※これは世田谷駅周辺のマンション全体の傾向です。物件によって売却時の資産価値は異なりますのでご注意ください。)
世田谷駅でご希望条件のマンションに出会える可能性を、売買市場に出る物件の割合をもとにご案内します。
一人暮らし向け(1R~1DK)の分譲マンションは一般的に少なめですが、希望の間取りに比較的出会いやすいエリアです。
具体的な間取り別の割合は以下の通りです。
一人暮らし向け(1R~1LDK):30%
二人暮らし向け(2K~2LDK):41%
ファミリー向け(3K~3LDK):29%
さらに広い間取り(4K~):2%
築年数について、世田谷駅に最も多いのは、1980〜1989年建造(築27〜36年)のマンションです。
具体的な築年数別の割合は以下の通りです。
5年以内:3%
6~10年:12%
11~20年:28%
21年以上:60%
新築・築浅(築5年以内)物件と出会える可能性が低いエリアです。築年数の条件は譲れない方は、比較的坪単価が近く、同じ沿線にある若林(東京)・松陰神社前・上町・松原(東京)を並行検討してはいかがでしょうか。
世田谷駅は東京都世田谷区にあり、東急世田谷線を利用できます。またバス路線も非常に多く、アクセスが良好なエリアです。世田谷駅周辺の大部分はマンションや一軒家が建ち並ぶ閑静な住宅街ですが、400年以上続く世田谷の伝統行事であるボロ市が行われる時は、多くの人で賑わいます。また、世田谷駅周辺には世田谷城阯公園のほか、世田谷区立郷土資料館があり、自然や文化的な雰囲気を重視する方におすすめです。
30分以内に駅にアクセスできる主要ターミナル駅には渋谷・新宿の2駅があり、最も近い駅は渋谷駅(20分)です。都市圏にも郊外にも多様な乗り換えルートが確保しやすく、お出かけの際の選択肢もぐっと広げてくれる駅の1つです。
世田谷駅が位置する世田谷区の出産・育児に関する控除・補助制度は以下の通りです。
妊婦健診公費負担…14回。これは23区すべて同様です。
子ども医療費助成対象…中学3年生まで。他の23区と比べて平均的な条件です。
保育関連の補助…認可外保育施設の補助:最大2万円/月、私立幼稚園への補助:入園料補助金(最大 10万円)、保育料補助金(最大1万3,200円/月)。23区内でも保育関連の補助金額は高額とはいえませんが、子育て支援ヘルパーの派遣(お子さん1人につき6時間分の無料利用券配布)など、独自の支援を行っています。
また、待機児童数は1,198人(2016年4月時点)。2015年4月時点の1,182人と比べ16人(1%)増加しています。人数は23区でも多い地域ですが、増減率は9番目に低いため、急激な増加は少ないと予想されます。
世田谷駅が最寄り駅の病院件数は13件で、主な診療科目の8科目中8科目のすべてが、いずれかの病院で受診可能なエリアです。医療環境やかかりつけ病院の探しやすさを住まい選びの条件に入れたい、という方にもおすすめの駅の1つです。
なお、受診の緊急性を高く求められやすい産婦人科・小児科については、産婦人科は1件、小児科は1件それぞれあるためお子さまをお持ちのご家族にもうれしい駅と言えるのではないでしょうか。
※診療科目数内訳:内科/産婦人科/小児科/皮膚科/外科/眼科/耳鼻科/歯科
※上記診療科目以外の病院は「病院件数」に含んでいません
一人暮らし向き(1K~1LDK):2,272万円(沿線比6位/9駅、東京都23区比198位/488駅)
ファミリー向き(3K~3LDK):4,350万円(沿線比5位/9駅、東京都23区比200位/488駅)
世田谷駅のマンション価格は、東京都23区駅全域比では標準(中央付近)的ながらも、沿線比では低めに位置しています。沿線内ではもっともお手頃な価格帯の駅の1つと言えるでしょう。
また、坪単価を3年前と比べると、+19%変化しています。これは沿線内比では低水準ですが、東京都23区と比較すると標準的と言えそうです。